あがり症をストレッチで解消する?

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あがり症をストレッチで解消するだって?

あがり症はストレッチで解消しているという方が、私のまわりには何人かいます。

 

あがり症に悩まされている方が主に困ってしまう症状の一つに「身体の硬直」があります。

 

過度な硬直が起きると、それだけで手足や体が震え、それを気にすることでさらにあがり症の症状に拍車がかかります。

 

そんなあがり症による硬直を、ストレッチで柔軟性を持たせて軽減しようという考えです。

 

ここでは、あがり症に対するストレッチの効果性についてご説明します。

あがり症にストレッチはテクニックの一つ?

私の体験としては、ストレッチがあがり症の根本的解決につながるというのは、ちょっと言い過ぎかもしれません。

 

まあ、そもそも「これさえやっておけばいい」という方法がすぐに見つかっているのであれば、だれもあがり症に悩んだりはしませんからね。

 

ただし、あがり症の根本的治療は時間をかけてやるにしても、こういったテクニックをいくつか持っておくだけで精神的にはとても楽になります。

 

日々の緊張で凝り固まってしまう筋肉をストレッチでほぐして現場へ向かい、少しずつあがり症の症状を改善していきましょう。

 

では、あがり症に効果的なストレッチを行う前に、以下のことをやってみてください。

 

まず、自分の身体に意識を置いてみましょう。

 

そして、自分が1番緊張するシーンを思い出して、頭の中でイメージして下さい。

 

そして、首、肩、腕、足…と上から順に状態を観察します。

 

どのような状態でしょうか?

 

恐らく筋肉がガチガチに固まって、身動きの取れない状態になっているのではないでしょうか。

 

次に実験です。

 

まず、下半身、つまり足から腰の状態をチェックします。

 

それから、筋肉ではなく骨に焦点を当ててチェック。

 

たぶん、ピーンと真っ直ぐに突っ張っている状態なのではないでしょうか。

 

その状態から、足をかくんと折って少し屈んでみて下さい。

 

そしてすかさず上半身の状態をチェックしましょう。

 

フッと上半身の力が抜けたのなら成功です。

 

この結果からわかることは、上半身の緊張の原因は実は下半身にもあるということです。

 

人間の身体は、腰から足にかけての下半身が柔軟にその重みを背負っています。

 

しかし、その下半身がピンと張られて硬直して真っ直ぐになってしまうと効力を失います。

 

真っ直ぐな棒が地面に立っている様を想像するとわかりやすいでしょう。

 

支えを失った身体を、代わりに上半身の硬直により安定させようとするのです。

あがり症に良いストレッチ・パターンは?

あがり症による下半身の硬直を解消させるストレッチは屈伸とジャンプ運動です。

 

特に、ジャンプ運動は、着地時に身体を安定させるため、嫌でも反射的に下半身が使われます。

 

「使わざるを得ない状況」を自ら作ってしまうのです。

 

あがり症に良いストレッチ〜屈伸とジャンプ運動のやり方〜

 

まず、屈伸を数回行なった後、しゃがんでみましょう。

 

そして、そのまま1分ほどキープします。

 

立ち上がると、ずいぶん上半身がラクになっているのではないでしょうか。

 

次に、ジャンプ運動です。

 

ちょうどラジオ体操の要領で、テンポ良くやりましょう。

 

頭に上ってしまった血と緊張を、足の方に落としてゆくイメージで行うと良いでしょう。

 

(イメージすることは、ストレッチの効果を心理的な面からでも倍増させてくれます)

 

以下、他にもストレッチ方を挙げておきます。

 

上記のストレッチもそうですが、朝起きた時と寝る前にやると、とても効果的です。

 

もちろん、緊張する場面の前後にやっても良いでしょう。

 

あがり症に良いストレッチ〜上半身をねじる〜

 

息をたくさん吸い込んで止め、腰を軸として、上半身を左右に大きく、ゆっくりねじりましょう。その後、息を吐きます。

 

あがり症に良いストレッチ〜背伸び〜

 

両手を組んで、腕を上げ手の平を上に向けた状態で背伸びをしましょう。

 

グーっと限界まで伸び、つま先立ちになるまで伸びたら、パッと手を離し、身体をダランと脱力します。

 

あがり症に良いストレッチ〜肩のストレッチ〜

 

肩を上げ、グッといからせてから、フッと息を吐きながら力を抜く。

 

数回繰り返して、指の先がピリピリと痺れてきたらバッチリです。

 

あがり症に良いストレッチ〜肩甲骨のストレッチ〜

 

手腕をグッと前に伸ばして、肩甲骨を外側に開いたり、逆に後ろに腕をやって、肩甲骨をグッと内側に寄せる。

 

これを繰り返しましょう。

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