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あがり症を改善・克服するための呼吸法とは?
あがり症になった際、それを改善・克服するための呼吸法があると言いますが本当でしょうか?
他人と話をする際、身体が緊張で強張ったり、手や足がブルブル・ガクガク震えてしまったり、また、顔がリンゴのように真っ赤になってしまうという症状が現れる方は、あがり症の可能性があります。
ただし、あがり症は環境要因によって発症しますので、適切な対処法を行えば症状を改善したり、克服することだって可能です。
今回はあがり症を改善させることが出来る対処法の1つ「呼吸法」をご紹介したいと思います。
あがり症を改善させるための呼吸法 臍下丹田呼吸法
あがり症を改善させるための呼吸法の1つに、臍下丹田呼吸法(せいかたんでんこきゅうほう)という呼吸法があります。
臍下丹田とは、文字通り「臍(へそ)」の下部にある丹田と呼ばれる下腹部のことを指しています。
今からおよそ2500年前に、釈迦牟尼が悟りを開いた際に広まった呼吸法です。
あがり症の原因の一つに、肺の呼吸作用を補助する「横隔膜」と喉を繋いでいる、2本の太い神経「横隔神経」があると考えられています。
横隔神経は、非常にデリケートな神経で、恐怖や緊張、不安といった心の変化に敏感に反応します。
あがり症の方は、精神的にデリケートな方が多いです。
そのため、自分が苦手な環境に置かれると強烈なストレスを感じ、それによって「横隔神経」が敏感に反応し、あがり症の症状を引き起こすのです。
あがり症を改善!臍下丹田呼吸法のやり方
では、横隔神経を強化し、あがり症を改善できる臍下丹田呼吸法をご紹介しましょう。
1.背筋をピンと伸ばして着席します。
※正座・胡坐・椅子などご自身に合った座位で構いません。
2.肺に残っている汚れた空気をスーッと体外に掃出し、肺を空っぽにします。
3.鼻からゆっくり息を吸い込んでゆきます。このとき肺ではなく、下腹部に空気を入れるように肺底までパンパンに綺麗な空気を詰め込みます。
4.下腹部にグッと力を入れて、5秒〜10秒間息を止めます。
このとき、吸い込んだ綺麗な空気が身体全体に供給されるイメージするとより効果的です。
5.口から静かにフーッと息を吐き出します。息を吐きながら、下腹部の力も同時に静かに抜いてゆきます。
※吐ききった際、苦しい場合は小さな呼吸を1回行うと良いでしょう。
臍下丹田呼吸法を1日2回朝と夜に行い、1回につき最低でも20回呼吸を行うと、症状の改善が見られるようになるでしょう。
また、座った姿勢では辛いという方は、仰向けの状態で行っても効果があります。
その場合は、掌を床に着け、両腕は身体のラインに沿って置きましょう。
臍下丹田呼吸法は、毎日根気よく続けていくことで、身体にある「習慣」がついて行きます。
つまり、呼吸を行うことによって自然と心身が落ち着き、あがらなくなるという習慣です。
一度習慣づいてしまえば、あとは自然とリラックスできるようになるでしょう。
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