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あがり症と赤面症との関係について
あがり症の方で「私は赤面症だから、さらにあがってしまう」という方がいらっしゃいます。
赤面症とは、人前などで緊張してしたり、あるいは緊張しなくても、顔全体や頬、耳などに血液がまわって赤くなってしまうものです。
かくいう私も、実は、あがり症と赤面症に悩んでいた時期があるので、この2つで悩む方の気持ちは痛いほどよく分かります。
ここでは、あがり症と赤面症との関係性についてご説明します。
あがり症と赤面症で悩んでしまう理由は?
あがり症と赤面症が一緒に現れて悩む人は、とても多いです。
もしかすると、あがり症の方の中には、初対面の人に会うと赤面する事が悩みで、顔を隠したり、お化粧を濃くしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、この赤面症は、体質の差こそあれ、あがり症でない人でも一度はなった事があるということを知っていただきたいのです。
たとえば、恥ずかしいと思った時に顔が赤くなった、失敗した瞬間に赤くなった、好きな人の前だと赤くなったなどなど・・・
あがり症でなくとも、そんなちょっとしたことで顔が赤くなるという経験は、誰しもあることなのです。
もしかすると「〇〇症」という名前がつくことで、何か病気のような、自分一人が異常だという気持ちになっている可能性があるのです。
もちろん、あがり症で赤面症だという方は、あがって顔が赤くなるのを経験したから、悩んでいるということは否定できません。
しかし、まずは赤面症が「別に特別なことではない」と認識することは、両方を解決するための第一歩となります。
あがり症による赤面症の対処法は?
あがり症で赤面症という自覚のある人は、どのようにして対処すれば良いのでしょうか?
まず、前述したように、赤面することは何も異常なことでも病気でもなく、誰にでも起こる自然な生理現象の一つである事を確認しておきましょう。
あがり症かどうかはさておき、自分が赤面している事を意識するあまり赤面症になっている方は多いです。
あるいは、赤面症ではないのに「赤くなっている」と思い込んでいるだけの人も大勢いらっしゃるのです。
また、仮に自分が赤面症だったとしましょう。
たとえそうであったとしても、顔が赤くなることは決して恥ずかしいことではないことを認識することも大切です。
顔を赤くしてはいけない、赤くなっている自分は恥ずかしいと思うのではなく、「別に赤くなってもいいや」という開き直りが重要です。
実際、私があがり症と赤面症を克服したときもそうでした。
「赤くなっても困らないし」と思えた瞬間から、不思議なほど赤面で悩む自分はなくなりました。
その後は、顔が赤くなったかどうか?ということすら意識しなくなりました。
私の経験上、赤面を隠すためにお化粧を濃くしたり、顔を隠したり、人に会わないようにすることは、その場しのぎの方法に過ぎません。
赤くなる自分を隠そうとする心理状態は、逆にあがり症と赤面症に拍車をかけてしまうこともありますからね。
また、赤くなることを人にいじられるのが怖いという方は「よく赤くなるんだよね〜」と言い放ってみましょう。
その一言だけで、相手は「へぇ、そうなんだ」と、思っていたより何でもない、あっさりとした対応で終わってしまいますよ。
私も友だちにそれを言い放ってみて、赤面症は大したことではないと思えるようになりましたよ。
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