あがり症は性格によって起きる？

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「あがり症は生まれつきの性格だからしょうがない！」

と、少し投げやりになる方がいらっしゃいますが、その「性格」という話は本当でしょうか？

もちろん、あがり症であるなしに関わらず、人には生まれつきの性格・気質があるとは思います。

ですから、あがり症と性格がまったく関係ないとは言いません。

ただ、どんなにあがり症の人でも、決して「生まれつきあがり症」ではなかったはずです。

その証拠に「あがり症の赤ちゃん」って見たことないですよね？

お母さんが見てるからと、緊張してハイハイがぎこちなくなる赤ちゃんは、想像すると可愛いですが（笑）

一般的に、公の場や少しあらたまった場において、人間はある程度の緊張はするものです。

・・・というか、緊張するのが当たり前とも言えるでしょう。

逆に、まったく緊張をしない人の場合、KY（空気が読めない人）ということも考えられますからね。

そもそも、あがり症は「自分を良く見せたい！」という思いから起きることが多いです。

そういう意味では、ちょっと「ええかっこしい」の性格の方がなりやすいとも言えます。

などなど・・・

そういう意味では、自分を過剰によく見せようとしたり、飾ったりする意識が強い性格の方に起きやすいわけですね。

ただ、あがり症とまでは行かなくても、多少の「あがり」は誰しも経験するものです。

たとえば、会議などで発表をした際のことを考えて見ましょう。

前に出るまでは緊張してたけど、無我夢中でスピーチをしているうちに段々と肩の力が抜けて、気が付いたら話し終わっていた。

この時、発表しているのは人間ですから、完璧なんてありえません。

だれにでも、大なり小なり何かしらの失敗は必ずあるものです。

ただ、この失敗（と本人が思っている）に対しての捉え方が、あがり症と性格との関係を大きく物語っていると言えます。

前述した「自分を良く見せたい！」という気持ちが強い性格の人ほど、その後の気持ちが引きずられてしまうのです。

などなど・・・

そんなマイナスな感情を習慣的に持ち続ける性格の方であれば、「あがり症」というレベルにまで至りやすいと言えます。

ただし、これはあくまでも「習慣的に」持ち続けることで起こってくるお話です。

つまり「生まれつき、あがり症になる性格」というわけではないのです。

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