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吃音(どもり)とあがり症の関係性について
吃音(どもり)とは、物事を滑らかに発音することが出来ず、つっかえたり声が出にくいという症状のことを表します。
あがり症と吃音症(どもり)は別の症状ですが、稀に双方を併発する場合もありますので注意が必要です。
どもりは、「吃音症(きつおんしょう)」と呼ばれる発音障害の1種です。
しゃべろうとする第一声がなかなか出てこなかったり、同じ言葉を繰り返したり、引き延ばしたり、円滑に会話が出来ない病です。
一般的に人前であがり症の症状が出た場合、思わず言葉が詰まったりすることがありますが、これは吃音症ではありません。
あがり症と「吃音症」が同時に出る場合は、もともと吃音を持っていて、そのことを意識し過ぎてしまい、それが緊張へと変わり、あがり症を発症してしまうケースが多いです。
また、赤面症も一緒に発症することもあるため、重度のあがり症を患う可能性もあります。
吃音(どもり)とあがり症 3大症状と対処法について
あがり症の原因となる「吃音(どもり)」には、3大症状と呼ばれる主な症状があります。
1.同じ音を発音してしまう
同じ音を発音するいうのは、「いちご」という単語を例に挙げてご説明しますと、「いちちご」と1文字多く同じ音を繰り返すということです。
2.第一声の言葉を異様に引き延ばす
異様に引き延ばすというのは、「おはよう」という言葉を発する際、「おーはよう」と、冒頭の文字を長く引き伸ばして発音してしまうことです。
吃音症の方は、よく言葉の始まりを伸ばす傾向があります。
3.言葉が円滑に発音できない
頭には浮かんでいるのに、なかなか言葉に出来ないというのがこの症状です。
口に出すまでに時間がかかってしまうため、言葉が詰まってしまうのです。
吃音症の方は、会話を極端に嫌います。
ですが、言葉は人間特有のコミュニケーション能力のため、人との繋がりを強化するためには必要なことです。
しかし、吃音症のために、人とのコミュニケーションが上手くいかず、馬鹿にされ、心に深い傷を負うことによって「対人恐怖症」などになる方がいらっしゃるのも事実です。
吃音症は不治の病というわけではありません。
適切な治療を受けることによって、克服することが可能です。
ちなみに、多くの人々から注目を集める有名人の中にも、吃音症に悩んでいた方々は大勢いらしっしゃいます。
たとえば、新潟県出身の政治家・田中角栄氏、ハリウッドスターのブルース・ウィルス氏、アナウンサーの小倉智昭氏、女優の秋野暢子氏などが挙げられます。
吃音症は心理療法で治すことが可能ですが、完治するまでに長い期間かかります。
途中で諦めず、長い目を見てゆっくり治して行きましょう。
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