あがり症が異性に対して現れるケース

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あがり症が異性に対してだけ現れるというのは、ふつうに考えればよくありそうなことですよね。

もしかすると、幼少の時分は、生活の中で異性との関わりにおいて特に緊張はしなかったかもしれません。

まして、自分が異性に対してあがり症になるなんて考えることもなかったでしょう。

しかし、思春期を迎えてから徐々に、異性に対して緊張する、もっと言うとあがり症に悩まされるようになった方は多くいらっしゃると思います。

ここでは、そんなあがり症と異性との関係性についてご説明します。

あがり症の人でなくとも、異性に対して多少の緊張が起きるというのは、大なり小なり経験していることでしょう。

これは、異性への関心が高まっているために起こる自然な事です。

ですから、多少の緊張に対して、自分はあがり症だと決めつけるのは、やめましょう。

ただし、この緊張が過度になってくると、あがり症として、会話すらままならない状態になってしまう事があります。

私の友人には、女性と2人きりでいるだけで緊張して汗がダラダラ流れてしまうという人がいました。

その友人は、女性限定のあがり症だと自分で言っていましたね。

これから恋愛や結婚という楽しいはずの経験をたくさんしていく年齢の方にとっては、これはもう死活問題と言っても過言ではありません。

異性との会話であがり症の症状が現れる人は、多くの場合、話す前から相手が自分に対して興味を持っていると考えてしまっています。

異性との仲を構築する事だって、同性とほぼ同じで、やはり会話や日常生活の中で進行して行くものです。

特に、意中の異性との会話においては、どうしても緊張してしまうし、あがり症にもなりやすいかも知れません。

しかし、まずは相手が「異性として」自分の事をどう思っているかは横に置いておきましょう。

そして、できるだけいつも通りの自然なやりとりを心がけましょう。

その中で自分がどういう人間なのか、少しずつ見せて行くのが結局は近道なのです。

焦ってドギマギしたり、それを妙なオーバーリアクションでカバーしても、その分相手は不自然な印象を受け、離れていってしまうばかりです。

また、異性に対し積極的にアプローチしているのは恥ずかしいと思って、コミュニケーションを避けてしまう方も同様です。

その場合も、やはり評価を気にしてばかりいる事の裏返しの対応です。

クールな印象を持たれるような振る舞いと、単に内心緊張して相手を避けている振る舞いは、同じように見えるかもしれません。

しかし、相手の受ける印象は全く違います。

本当は相手に興味があるのに黙ってしまうと、相手も拒絶されていると感じ離れて行ってしまう。

これは損ですよね。

その他の意中ではない相手に関しても、やはり異性からは好感を持たれたいと思ってしまうのは分かります。

しかし、あまり評価ばかり気にしていると、それがオモテに出てしまい、逆にマイナスな印象を持たれてしまいます。

本来の自分を誤魔化さず、オープンな気持ちで、いつも通りにスマートな対応を心がけましょう。

異性に対するあがり症を克服するためには、上記のことを頭に入れながら、まずは実践することから始めましょう。

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